翻訳語辞典Shaqai
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主権

sovereignty
言語英語
翻訳時期明治期(1873年頃)
分野政治
翻訳者柴田昌吉

意味

the authority of a state to govern itself and to make its own laws without interference.

外部からの干渉を受けず、国家が自律的に統治する最高権力。

由来・語源

主(あるじ・主体となる者・最高位)と権(権力・権威・権限)を組み合わせた漢語。「最高の統治権・権力の根源」という字義で、国家の最高決定権を意味する。

説明

sovereigntyの訳語として明治6年(1873年)、柴田昌吉・子安峻の『附音挿図英和字彙』において「主権」の語が当てられた。中国古典『管子』にある「主権」(君主の権威)という語を転用したものである。明治22年(1889年)の帝国憲法では「統治権」が用いられたが、その後「主権」が国際法・憲法学の術語として定着し、戦後の日本国憲法では「国民主権」の形で基本原理の一つとなった。