コンプライアンス
compliance
原語compliance
言語英語
分類仕事・制度
意味のずれ
原語の意味要求・規則・命令などに従うこと。医学では服薬遵守、工学では弾性・たわみやすさも表す。
日本語の意味企業や組織が法令や社内規範、社会的ルールを守って行動すること。とくに企業統治や不祥事防止の文脈で使われる。
ずれ方原語は服従・遵守一般や医学・工学の専門義まで含むが、日本語ではとくに企業の法令遵守や倫理的統制を指す語として強く定着した。
説明
日本語の「コンプライアンス」は、英語 compliance のうち「規則や要求に従うこと」を基礎にしながら、主に企業経営や組織運営の場面で「法令遵守」や「不祥事を防ぐための内部統制」の意味で広まった。現在では単に法律を守るだけでなく、社会的責任やハラスメント防止まで含めて語られることが多い。一方、英語の compliance には患者の服薬遵守や、物体の弾性・たわみやすさといった専門的意味もあり、日本語の企業倫理寄りの使い方とはかなり幅が異なる。
用例
その会社はコンプライアンス研修を全社員に義務づけている。
The company requires compliance training for all employees.
売上よりもコンプライアンスを優先すべきだという声が強まった。
Calls grew stronger that compliance should take priority over sales.
出典
- 『コトバンク』日本語のコンプライアンスの辞書的意味と、企業の法令遵守・服薬遵守・工学的意味の併存を確認
- 『Merriam-Webster』compliance の原義に要求への服従、規則遵守、柔軟性があることを確認
- 『Cambridge Dictionary』compliance の一般英語での語義を確認