絶対
absolute
要点
- 「絶対」はabsolute(英語・ドイツ語)の訳語。
- 語源・由来: 絶(とだえる・ひき離す)と対(むかう・相対する)を組み合わせた漢語。「他との対立関係が絶たれている」という意味。
- 翻訳時期: 明治期。
- 翻訳者: 井上哲次郎。
- 分野: 哲学。
意味
1.
Not qualified or diminished in any way; total.
他に依存せず、無条件で、それ自体として存在するもの。
There is no absolute truth in this matter.
この件に関して絶対的な真理は存在しない。
2.
In philosophy, the supreme or ultimate reality.
哲学における究極の実在。絶対的なもの。
Hegel's philosophy explores the nature of the Absolute.
ヘーゲルの哲学は絶対者の本質を探求する。
由来・語源
「絶対」の語源・由来
絶(とだえる・ひき離す)と対(むかう・相対する)を組み合わせた漢語。「他との対立関係が絶たれている」という意味。
説明
明治期に哲学術語として移入された。井上哲次郎の『哲学字彙』等で体系化され、他のものに依存せず、それだけで存在する究極的・無条件なものを指す。
初出情報
時期明治期
初出資料哲学字彙
補足明治期に哲学術語として移入された。
出典
- 井上哲次郎ほか 『哲学字彙』哲学・心理学系訳語の定着確認資料
よくある質問
「絶対」とは?
他に依存せず、無条件で、それ自体として存在するもの。
「絶対」の語源・由来は?
絶(とだえる・ひき離す)と対(むかう・相対する)を組み合わせた漢語。「他との対立関係が絶たれている」という意味。
「絶対」は何の訳語?
「絶対」はabsolute(英語・ドイツ語)の訳語として、明治期に用いられた。
「絶対」の原語・英語は?
「絶対」の原語は absolute(英語・ドイツ語)。英語・ドイツ語から意味翻訳して作られた日本語。