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哲学

西洋思想の受容とともに整えられた、概念・認識・存在をめぐる訳語の分野。

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西周26井上哲次郎8福沢諭吉1
哲学哲学
philosophy
英語・オランダ語明治初期西周
哲(さとい、明智な)と学(学問)を組み合わせた造語。西周の著作『百一新論』で初めて使用。
個人哲学
individual
英語明治期西周
個(単一の・個別の)と人(人間)を組み合わせた造語。分割できない(individual)単体の人という意味。
主観哲学
subjectivity
ドイツ語明治期西周
主(主体・自己)と観(見方・観点)を組み合わせた造語。認識主体の側からの見方という意味。
客観哲学
objectivity
ドイツ語明治期西周
客(外部・他者・客体)と観(見方・観点)を組み合わせた造語。主観の対義語として創出。
抽象哲学
abstract
英語明治期
抽(抜き出す)と象(形・具体的な形象)を組み合わせた造語。形象を抜き出すという操作を表す。
具体哲学
concrete
英語明治期
具(備わっている・完備した)と体(形体・実体)を組み合わせた造語。実体が備わっているという意味。
概念哲学
concept
英語・ドイツ語明治期西周
概(おおよそ・大まかな)と念(思い・意識・考え)を組み合わせた造語。おおよその思考的把握という意味。
理性哲学
reason
英語・ドイツ語明治期
理(ことわり・道理・論理)と性(本性・性質)を組み合わせた造語。論理的思考を本性とする能力という意味。
感情哲学
emotion
英語明治期
感(感じる・感覚)と情(こころ・気持ち)を組み合わせた造語。感じる心の動きという意味。
意識哲学
consciousness
英語・ドイツ語明治期西周
意(こころ・意志・考え)と識(知る・認識する)を組み合わせた造語。認識する心の働きという意味。
経験哲学
experience
英語明治期
経(へる・通る・体験する)と験(ためす・確かめる)を組み合わせた造語。体験して確かめるという意味。
自然哲学
nature / Natur
英語・ドイツ語・フランス語明治中期
「自」は「みずから・おのずから」、「然」は「そのようである状態」を意味し、合わせて「おのずからそうである」となる。老子の「無為自然」や仏教の「自然法爾(じねんほうに)」に由来する古典的概念。
哲学
beauty / das Schöne
英語・ドイツ語明治期西周
古漢字の会意文字。羊(大きな羊)と大(大きい)を組み合わせ、もとは「大きく肥えた羊」→「美味しい」→「美しい」という意味の変遷をたどる。古来からの漢字を哲学的概念の訳語として転用した。
思想哲学
thought / Gedanke
英語・ドイツ語明治期
思(おもう・考える)と想(おもいえがく・想像する)を組み合わせた古典漢語。両字とも心の働きを表し、合わせて「深く考え思いめぐらすこと」を意味する。
判断哲学
judgment / Urteil
英語・ドイツ語明治期
判(刀で分け目を入れる・決める)と断(切る・決断する)を組み合わせた古典漢語。刀で切り分けて判定するという比喩的意味を持ち、もとは仏教語として用いられた。
推理哲学
reasoning / inference
英語明治期
推(おす・推し進める・推量する)と理(ことわり・道理・法則)を組み合わせた漢語。「道理を推し進めて考える」という意味を持つ。
総合哲学
synthesis / Synthese
英語・ドイツ語明治期
総(すべて・まとめる)と合(あわせる・一つにまとめる)を組み合わせた造語。「すべてをまとめ合わせる」という意味を持ち、ギリシャ語syntithenai(一緒に置く・結合する)の概念に対応する。
命題哲学
proposition
英語明治初期西周
命(言いつける・題する・名づける)と題(主題・問題・テーマ)を組み合わせた造語。「言葉によって命じられた問い・主張」という意味で、論理学の命題概念を的確に表す。
原理哲学
principle / Prinzip
英語・ドイツ語明治期
原(みなもと・根源・もと)と理(ことわり・道理・法則)を組み合わせた漢語。「物事の根源にある道理・法則」という意味で、ラテン語principium(最初の石・根本)に対応する。
目的哲学
purpose / Zweck
英語・ドイツ語明治期
目(めざす・目標にする)と的(まと・標的・ねらい)を組み合わせた和製漢語。「目指すまと」という字義を持ち、意識的に向かう到達点・意図を表す。
手段哲学
means / Mittel
英語・ドイツ語明治期
手(て・やり方・腕前)と段(段階・方法・やり口)を組み合わせた漢語。「手を使う作業のやり方」という字義から、目的を実現するための方法全般を指す語として定着した。
心理哲学
psychology
英語明治期西周
心(こころ・精神・内的な働き)と理(ことわり・道理・しくみ)を組み合わせた漢語。「心のしくみと道理を研究すること」という字義で、精神・意識現象を扱う学問を指す。
哲学者哲学
philosopher
英語明治期西周
哲(かしこい・物事の道理に通じた・賢明な)と学(まなぶ・学問)と者(もの・ひと・その道の人)を組み合わせた漢語。「道理に通じた学問を修める人」という字義で、西洋語philosopherのギリシャ語原義「知恵を愛する者」に対応する。
懊悩哲学
anguish
英語明治期
「懊」(おう・もだえる・心が乱れる)と「悩」(のう・なやむ・苦しむ)を組み合わせた古典漢語。「心が乱れてもだえ苦しむ」という字義で、中国古典に由来する表現。英語anguishはラテン語angustia(狭さ・窮迫)に由来する。
品格哲学
character
英語明治初期
「品」(品位・等級・人としての質)と「格」(等級・基準・品位・地位)を組み合わせた古典漢語。「人としての品位・格式・質の高さ」を字義とし、中国古典に由来する既存語を明治期の翻訳文脈に転用した。
人格哲学
personality / Persönlichkeit
英語・ドイツ語明治期井上哲次郎
「人」(ひと・人間)と「格」(等級・資格・地位・品位)を組み合わせた漢語で、「人間としての格・品位・道徳的資格」を意味する。英語personalityはラテン語persona(仮面・役柄・人格)に、ドイツ語Persönlichkeitも同語源に由来する。
徳性哲学
virtue
英語・フランス語明治期井上哲次郎
「徳」(道徳的な卓越性・善き品性)と「性」(生まれながらの本性・本質)を組み合わせた漢語。朱子学の『中庸』に見える「尊徳性」(徳の本性を尊ぶ)に由来し、天から賦与された道徳的本性を意味する。英語 virtue はラテン語 virtus(勇気・卓越性)に、フランス語 vertu も同語源に由来する。
存在哲学
being / existence / Sein
英語・ドイツ語明治中期井上哲次郎
「存」(ながらえる・のこる)と「在」(ある・いる)を組み合わせた漢語系熟語で、「そこにあり続ける」を字義とする。英語existenceはラテン語ex(外へ)+sistere(立つ)に由来し「立ち現れる・現出する」を意味する。ドイツ語Seinは動詞sein(ある・である)の名詞化で「あること」そのものを指す。
暗示哲学
suggestion
英語明治期井上哲次郎
「暗」(ほのめかす・隠す)と「示」(しめす)を組み合わせた語。古来、直接言わずそれとなく伝えることを意味する既存の漢語を、心理学的暗示概念の訳語に転用した。
意志哲学
will
英語明治期井上哲次郎
「意」(こころ・おもい)と「志」(こころざし・向かう先)を組み合わせた古典漢語。「心がある方向に向かうこと」を字義とする。
印象哲学
impression
英語明治期井上哲次郎
「印」(型・形跡)と「象」(かたち・イメージ)を組み合わせた古典漢語。「心に印のように刻まれた形」を字義とし、感覚的な知覚・影響を表す。
常識哲学
common sense
英語明治初期
常(常に存在する・あたりまえの)と識(知識・判断力)を組み合わせた漢語。本来は「誰もが持つ知性」を意味する。
理想哲学
ideal
英語明治初期西周
理(理性・ことわり)と想(おもい・観念)を組み合わせた造語。単なる空想ではなく、理性に裏打ちされた究極の形態を指す。
絶対哲学
absolute
英語・ドイツ語明治期井上哲次郎
絶(とだえる・ひき離す)と対(むかう・相対する)を組み合わせた漢語。「他との対立関係が絶たれている」という意味。
現象哲学
phenomenon
英語・ドイツ語明治初期西周
現(あらわれる)と象(かたち・すがた)の組み合わせ。本体が外側に形をとって現れたものという意味。
肯定哲学
affirmation / Positivität
英語・ドイツ語明治期西周
肯(うなずく・認める)と定(きめる・確定する)の結合。事実や考えをその通りであると認めること。
人生観哲学
view of life / Lebensanschauung
英語・ドイツ語明治中期
人生(生き方・一生)と観(見方・考え方)の結合。個人の人生に対する哲学的見解。
先天哲学
a priori / angeboren
英語・ドイツ語明治初期西周
先(あらかじめ・先立つ)と天(生まれつき)の結合。生まれながらに備わっていること。
観念哲学
idea / Idee
英語・ドイツ語明治初期西周
「観」は仏教で心を一点に集中して対象を観察・思念すること、「念」は心に抱く思い・意識の意。合わせて心に浮かぶ思想・意識内容を表す。
唯物論哲学
materialism / Materialismus
英語・ドイツ語明治初期井上哲次郎
「唯」は「ただ〜だけ」という限定を意味し、「物」は物質・物体、「論」は理論・学説を意味する。「物質のみを実在とする理論」という字義。materialismのmateriaはラテン語で「素材・物質」を意味する。
感性哲学
sensibility / Sinnlichkeit
英語・ドイツ語明治初期西周
「感」は外界の刺激に反応・感じることを意味し、「性」は本質的な性質・働きを意味する。「外界に感じる本質的能力」という字義。Sinnlichkeitはドイツ語Sinn(感覚)に由来する。
時間哲学
time / Zeit
英語・ドイツ語明治初期
「時」は時・時刻・ある時点を意味し、「間」は間・あいだ・持続を意味する。古典漢語にも「時間」の用例はあるが、近代的な哲学・物理学上の概念を担う語として再利用された。
空間哲学
space / Raum
英語・ドイツ語明治初期
「空」は空・虚ろを意味し、「間」は間・ひろがりを意味する。「何もない広がり・虚ろな間」という字義。spaceはラテン語spatium(広がり・間隔)に由来する。
理論哲学
theory
英語・ドイツ語明治期
「理」は道理・条理・事物の筋道を意味し、「論」は論述・議論・体系的な考察を意味する。「事物の筋道を体系的に論じたもの」という字義。theoryはギリシャ語theoria(観察・考察・思索)に由来する。
本質哲学
essence / Wesen
英語・ドイツ語明治期
「本」は根本・もと、「質」は性質・中身を意味する。ものごとの根本にある性質、という字義から essence の訳語に適した。
条件哲学
condition
英語・フランス語明治期
「条」は一つ一つの項目・筋、「件」はくだん・事柄を意味する。個々の項目として示される事柄から、成立を左右する制約・前提を表すようになった。
観念論哲学
idealism
英語・ドイツ語・フランス語明治期
「観念」は心に思い描く内容・意識内容を表し、「論」は学説・立場を意味する。観念を根本原理とする学説という字義で idealism に対応した。
対象哲学
object / Gegenstand
英語・ドイツ語明治期
「対」は向かい合うこと、「象」はかたち・あらわれを意味する。主体に向かい合ってあらわれるものという字義で object に対応した。
認識哲学
cognition / Erkenntnis
英語・ドイツ語明治期
「認」は認める・見分けること、「識」は知る・識別することを意味する。はっきり知って弁別する働きを表す。
構成哲学
composition / structure / constitution
英語明治期
「構」は組み立てること、「成」は成り立つことを意味する。要素を組んで全体を成すという字義で composition / structure に対応した。
区別哲学
distinction / classification
英語・フランス語明治期
「区」は区切る・分けること、「別」はわけることを意味する。違いに応じて分けるという字義で distinction / classification に対応した。
事実哲学
fact / truth
英語明治期
「事」は出来事・事柄、「実」はまこと・現実を意味する。実際に起こった事柄という字義から fact に対応した。
理解哲学
understanding / comprehension
英語明治期
「理」は筋道・ことわり、「解」はときほぐして分かることを意味する。物事の筋道を解き明かしてわかるという字義で understanding に対応した。
議論哲学
argument / discussion / debate
英語明治期
「議」ははかる・意見を述べること、「論」は道理を述べることを意味する。意見を出し合って論じることを表す。
思慮哲学
consideration / prudence / thought
英語明治期
「思」は考えること、「慮」は先々をはかることを意味する。よく考え、先を見通して配慮するという字義で prudence などに対応した。
至当哲学
justifiable / proper / reasonable
英語明治期
「至」はこの上なく到ること、「当」はあたる・かなうことを意味する。もっとも妥当であるという字義で justifiable / proper に対応した。
忘却哲学
forgetting / oblivion
英語平安初期
「忘」はわすれること、「却」はしりぞけること。記憶が退き去ってしまうという字義から、完全な忘れ去りを表す。
愚蒙哲学
ignorance / stupidity
英語平安初期
「愚」はおろか、「蒙」はくらい・道理がわからないこと。知恵が開けず暗い状態を重ねて表す。
怯怖哲学
fear / dread / timidity
英語不詳
「怯」はおびえる・ひるむこと、「怖」はこわがること。恐れによって心が縮こまり、尻込みする状態を重ねて表す。
一般哲学
general / common / universal
英語平安中期
「一」はひとつにそろうこと、「般」は同じように行き渡ること。全体に共通するという字義をもつ。
曖昧哲学
ambiguous / vague / obscure
英語平安後期
「曖」も「昧」も暗くてはっきりしない意をもつ。見通しの悪さを二字で重ね、意味や状態の不明瞭さを表す。
誤謬哲学
error / fallacy
英語江戸後期
「誤」も「謬」もまちがいを意味し、二字を重ねて誤りの性質を強調する。
断滅哲学
annihilation / extinction
英語平安初期
「断」は断ち切ること、「滅」はほろびること。連続を断って完全に消える意を強める。
当然哲学
natural / proper / self-evident
英語大正期
「当」はあたる・ふさわしいこと、「然」はそのようであること。道理にかなってそうあるべき状態を示す。
判然哲学
clear / distinct / definite
英語江戸中期
「判」はわける・見分けること、「然」はそのようであること。見分けがつくほど明らかな状態を表す。
僻論哲学
biased argument / unsound opinion
英語幕末
「僻」はひがむ・かたよること、「論」は議論。偏った論を否定的に示す。
偏頗哲学
partiality / unfair bias
英語不明
「偏」も「頗」もかたよりを示す字で、偏りを重ねて不公正さを強める。
枚挙哲学
enumeration / listing one by one
英語鎌倉後期
「枚」は一つ一つ、「挙」はあげること。個々の項目を順に取り上げる意。
妄説哲学
false doctrine / baseless theory
英語平安後期
「妄」はみだりででたらめなこと、「説」は説や意見。根拠のない説を表す。
了解哲学
understanding / acknowledgment
ドイツ語・英語近代
「了」はわかり尽くすこと、「解」はときほぐすこと。事情を飲み込む意を表す。
論破哲学
refutation / defeating an argument
英語近代
「論」は議論、「破」はやぶること。議論で相手の説を打ち破る意。
一致哲学
agreement
英語明治期
「一」は統一・同一を示し、「致」は「至らしめる・引き寄せる」を意味する古典漢語の動詞。「一致」は「一つの状態に至らせる・ぴったり合う」の意を表す。
官能哲学
faculty
英語明治初期西周
「官」は感覚器官・職能・担い手を意味し、「能」は「できる・はたらき・能力」を意味する。合わせて「感覚器官の働き・心的能力」を字義とする。英語 faculty はラテン語 facultas(能力・容易さ)に由来する。
驚愕哲学
astonishment
英語古典漢語由来
「驚」は馬+音符「敬」からなる形声字で、馬が突然驚いて跳ね上がる様を表し「おどろく」を意味する。「愕」はりっしんべん(心)+「咢」からなり、突然の衝撃に心が止まるような強い驚きを表す。両字を重ねて「ひどく驚く」の意を強調した語。
無欲哲学
disinterestedness / unselfishness / desirelessness
英語平安期以前
「無」はないこと、「欲」はほしがる心・欲望を表す。合わせて「欲がない」「貪らない」の意。disinterestedness は interest(利害・関心)を離れた状態をいう。
万物哲学
all things / all creation / universe
英語・ラテン語古典漢語由来
「万」は非常に多い数、「物」は存在するもの・事物を表す。合わせて「あらゆる存在」の意。universe はラテン語 universum(一つにまとめられたもの)に由来する。
心理学哲学
psychology / mental philosophy
英語明治初期西周
「心」は精神・意識、「理」は法則・すじみち、「学」は研究を表す。psychology はギリシア語 psyche(魂・心)と logos(学)に由来する。
性理学哲学
psychology
英語明治初期西周
「性」は人の本性、「理」はすじみち・法則、「学」は研究。psychology は psyche(心・魂)と logos(学)に由来する。
精神学哲学
mental science / pneumatology
英語明治期
「精神」は心・霊的原理、「学」は研究。mental science は心的現象の学、pneumatology は霊・精神に関する学をいう。
名教学哲学
ethics
英語明治初期西周
「名教」は名分と教化、社会的規範を意味する漢語。「学」は研究。ethics はギリシア語 ethos(習俗・性格)に由来する。
真理哲学
truth
英語古典漢語由来・明治初期西周
「真」はまこと、「理」は道理・法則。truth は古英語 trēowth(誠実・真実)に由来する。
真性哲学
true nature / authenticity
英語古典漢語由来・明治期
「真」は本当、「性」は性質・本性。authenticity はギリシア語 authentikos(本物の)に由来する。
実体哲学
substance / reality
英語明治初期西周
「実」はまこと・実在、「体」は本体。substance はラテン語 substantia(下に立つもの)に由来する。
万有哲学
all beings / the universe
英語古典漢語由来・明治期
「万」はあらゆるもの、「有」は存在するもの。being は存在者、universe は全体宇宙を意味する。
精神哲学
spirit / mind
英語・ドイツ語古典漢語由来・明治期
「精」は生命の精髄、「神」は霊妙な働き。spirit はラテン語 spiritus(息・霊)に由来する。
思惟哲学
thought / thinking
英語・ドイツ語古典漢語由来・明治初期西周
「思」は考えること、「惟」は深く思うこと。thought は think に由来し、考える働きや内容を表す。
定義哲学
definition
英語明治初期西周
「定」は定めること、「義」は意味。definition はラテン語 definire(境界を定める)に由来する。
演繹法哲学
deductive method / deduction
英語明治初期西周
「演」は押し広げる、「繹」は糸口から引き出すこと。「法」は方法。deduction はラテン語 deducere(導き出す)に由来する。
帰納法哲学
inductive method / induction
英語明治初期西周
「帰納」は個々の事例をまとめて一つの結論へ帰すこと。「法」は方法。induction はラテン語 inducere(導き入れる)に由来する。
哲学
nature / the Creator
英語・フランス語明治初期福沢諭吉
古代中国・日本における「天」は空・宇宙・宇宙の最高道徳原理を意味し、儒教では人間の道徳の根拠として「天命」「天道」の形で用いられてきた。明治期にはこの概念が西洋自然法の「Nature(自然)」・「God(神)」の訳語的対応語として機能した。