対象
object / Gegenstand
要点
- 「対象」はobject / Gegenstand(英語・ドイツ語)の訳語。
- 語源・由来: 「対」は向かい合うこと、「象」はかたち・あらわれを意味する。主体に向かい合ってあらわれるものという字義で object に対応した。
- 翻訳時期: 明治期。
- 翻訳者: 未登録。
- 分野: 哲学。
意味
An object; something toward which thought, perception, or action is directed.
認識・感情・行為などが向けられるもの。
The object of the study was human memory.
その研究の対象は人間の記憶だった。
由来・語源
「対象」の語源・由来
「対」は向かい合うこと、「象」はかたち・あらわれを意味する。主体に向かい合ってあらわれるものという字義で object に対応した。
説明
「対象」は、object や Gegenstand に対応する哲学・心理学の訳語として、認識や意識が向かうものを表す語として定着した。日常語では「調査対象」「攻撃対象」のように、行為や判断が向けられる相手・事物を広く指す。近代哲学では主観に対して客観的に立ち現れるもの、心理学では欲求や関係の向かう相手を示す基本語となった。
初出情報
時期明治期
初出資料コトバンク「オブジェクト」
補足明治期の哲学・心理学語彙の整備の中で、object / Gegenstand に対応する語として定着した。
出典
- 『コトバンク「オブジェクト」』object が対象・客観・客体に対応することを確認
- 『コトバンク「対象論」』Gegenstandstheorie / object theory の専門用法を確認
よくある質問
「対象」とは?
認識・感情・行為などが向けられるもの。
「対象」の語源・由来は?
「対」は向かい合うこと、「象」はかたち・あらわれを意味する。主体に向かい合ってあらわれるものという字義で object に対応した。
「対象」は何の訳語?
「対象」はobject / Gegenstand(英語・ドイツ語)の訳語として、明治期に用いられた。
「対象」の原語・英語は?
「対象」の原語は object / Gegenstand(英語・ドイツ語)。英語・ドイツ語から意味翻訳して作られた日本語。