本質
essence / Wesen
要点
- 「本質」はessence / Wesen(英語・ドイツ語)の訳語。
- 語源・由来: 「本」は根本・もと、「質」は性質・中身を意味する。ものごとの根本にある性質、という字義から essence の訳語に適した。
- 翻訳時期: 明治期。
- 翻訳者: 未登録。
- 分野: 哲学。
意味
1.
Essence; the intrinsic nature that makes a thing what it is.
あるものをそのものとして成り立たせる根本的性質。
The essence of democracy is participation by the people.
民主主義の本質は人々の参加にある。
2.
The core or most important point of a matter.
ものごとの核心・最も重要な点。
His question touched the essence of the problem.
彼の質問は問題の本質を突いていた。
由来・語源
「本質」の語源・由来
「本」は根本・もと、「質」は性質・中身を意味する。ものごとの根本にある性質、という字義から essence の訳語に適した。
説明
「本質」は、哲学語として essence やドイツ語 Wesen に対応し、あるものをそのものとして成り立たせる根本的性質を表す訳語として定着した。近代哲学の翻訳では、偶然的・付帯的な性質に対して、事物の存在を規定する中心概念を示すために用いられた。現在では哲学に限らず、問題や組織や出来事の核心を指す一般語にもなっている。
初出情報
時期明治期
初出資料コトバンク「本質」
補足明治期の哲学語彙整備の中で、essence / Wesen に対応する語として定着した。
出典
- 『コトバンク「本質」』essence / Wesen としての哲学的意味を確認
- 『Cambridge Dictionary』essence の英語語義確認
よくある質問
「本質」とは?
あるものをそのものとして成り立たせる根本的性質。
「本質」の語源・由来は?
「本」は根本・もと、「質」は性質・中身を意味する。ものごとの根本にある性質、という字義から essence の訳語に適した。
「本質」は何の訳語?
「本質」はessence / Wesen(英語・ドイツ語)の訳語として、明治期に用いられた。
「本質」の原語・英語は?
「本質」の原語は essence / Wesen(英語・ドイツ語)。英語・ドイツ語から意味翻訳して作られた日本語。