常識
common sense
要点
- 「常識」はcommon sense(英語)の訳語。
- 語源・由来: 常(常に存在する・あたりまえの)と識(知識・判断力)を組み合わせた漢語。本来は「誰もが持つ知性」を意味する。
- 翻訳時期: 明治初期(1881年頃)。
- 翻訳者: 未登録。
- 分野: 哲学。
意味
1.
Sound and prudent judgment based on a simple perception of the situation or facts.
社会人として当然持っているべき基本的な知識や健全な判断力。
It is common sense to lock your doors at night.
夜にドアを施錠するのは常識である。
2.
In philosophy, a fundamental sense or ability to perceive truth shared by all humans.
哲学において、人類共通に備わっている真理を捉える直覚的な能力。
The Scottish School of Common Sense emphasized innate human knowledge.
スコットランド常識学派は人間に生来備わった知識を強調した。
由来・語源
「常識」の語源・由来
常(常に存在する・あたりまえの)と識(知識・判断力)を組み合わせた漢語。本来は「誰もが持つ知性」を意味する。
説明
1881年の『哲学字彙』に訳語として掲載。当初は「常見」「通感」などと競合したが、明治20年代に「常識」の語が一般化した。西洋の直覚的な判断能力という概念から、近代的な良識・知識という意味へと変化した。
初出情報
時期1881年頃
初出資料哲学字彙
補足1881年の『哲学字彙』に訳語として掲載。
出典
- 井上哲次郎ほか 『哲学字彙』哲学・心理学系訳語の定着確認資料
よくある質問
「常識」とは?
社会人として当然持っているべき基本的な知識や健全な判断力。
「常識」の語源・由来は?
常(常に存在する・あたりまえの)と識(知識・判断力)を組み合わせた漢語。本来は「誰もが持つ知性」を意味する。
「常識」は何の訳語?
「常識」はcommon sense(英語)の訳語として、明治初期(1881年頃)に用いられた。
「常識」の原語・英語は?
「常識」の原語は common sense(英語)。英語から意味翻訳して作られた日本語。