肯定
affirmation / Positivität
要点
- 「肯定」はaffirmation / Positivität(英語・ドイツ語)の訳語。
- 語源・由来: 肯(うなずく・認める)と定(きめる・確定する)の結合。事実や考えをその通りであると認めること。
- 翻訳時期: 明治期。
- 翻訳者: 西周。
- 分野: 哲学。
意味
1.
The action or process of affirming something or being affirmed.
物事をその通りであると認めたり、是認したりすること。
He gave a nod of affirmation.
彼は肯定のうなずきをした。
2.
In logic, an assertion that something is true.
論理学において、命題が真であると判断すること。
Logic deals with the processes of affirmation and negation.
論理学は肯定と否定の過程を扱う。
由来・語源
「肯定」の語源・由来
肯(うなずく・認める)と定(きめる・確定する)の結合。事実や考えをその通りであると認めること。
説明
論理学や哲学におけるaffirmationやPositivitätの訳語として定着した。西周らが論理学の移入の際に「肯定」「否定」の対語として定着させた。のちに一般語としても定着し、物事を認めることを指すようになった。
初出情報
時期明治期
初出資料哲学字彙
補足affirmation/Positivitätの訳語として1881年の『哲学字彙』に論理学術語として収録
出典
- 井上哲次郎ほか 『哲学字彙』1881年(明治14年)刊行。明治期の哲学・科学用語を体系的に整備した訳語辞典
よくある質問
「肯定」とは?
物事をその通りであると認めたり、是認したりすること。
「肯定」の語源・由来は?
肯(うなずく・認める)と定(きめる・確定する)の結合。事実や考えをその通りであると認めること。
「肯定」は何の訳語?
「肯定」はaffirmation / Positivität(英語・ドイツ語)の訳語として、明治期に用いられた。
「肯定」の原語・英語は?
「肯定」の原語は affirmation / Positivität(英語・ドイツ語)。英語・ドイツ語から意味翻訳して作られた日本語。