具体
concrete
要点
- 「具体」はconcrete(英語)の訳語。
- 語源・由来: 具(備わっている・完備した)と体(形体・実体)を組み合わせた造語。実体が備わっているという意味。
- 翻訳時期: 明治期(1880年頃)。
- 翻訳者: 未登録。
- 分野: 哲学。
意味
1.
Existing in a material or physical form; real and perceptible to the senses.
特定の形・物質・事例として現実に存在し、感覚でとらえられる性質。
Give me a concrete example to illustrate your point.
あなたの主張を説明する具体的な例を挙げてください。
2.
Definite and specific; not vague or abstract.
明確で特定的。曖昧や抽象ではない。
We need a concrete plan before moving forward.
前進する前に具体的な計画が必要だ。
由来・語源
「具体」の語源・由来
具(備わっている・完備した)と体(形体・実体)を組み合わせた造語。実体が備わっているという意味。
説明
concreteの訳語として哲学翻訳者が定着させた。感覚で直接知覚できる個別の実在・事物を指す。「抽象」の対義語。
初出情報
時期1880年頃
初出資料哲学字彙
補足1881年の『哲学字彙』でconcreteの訳語「具体」が「抽象」の対概念として収録・定着
出典
- 井上哲次郎ほか 『哲学字彙』1881年(明治14年)刊行。明治期の哲学・科学用語を体系的に整備した訳語辞典
よくある質問
「具体」とは?
特定の形・物質・事例として現実に存在し、感覚でとらえられる性質。
「具体」の語源・由来は?
具(備わっている・完備した)と体(形体・実体)を組み合わせた造語。実体が備わっているという意味。
「具体」は何の訳語?
「具体」はconcrete(英語)の訳語として、明治期(1880年頃)に用いられた。
「具体」の原語・英語は?
「具体」の原語は concrete(英語)。英語から意味翻訳して作られた日本語。