溶解
oplossing / oplossen / solution
意味
Dissolution; the process by which a substance dissolves in a solvent.
物質が溶媒中にとけて均一な状態になること。
Salt dissolves quickly in warm water.
塩は温水中で速やかに溶解する。
由来・語源
「溶」は液の中でとけること、「解」はほどけて分かれることを意味する。物質が媒質中に分散して均一になる過程を、漢字の意味で精密に表した。
説明
宇田川榕菴が『舎密開宗』で液体に物質がとけ込む現象を説明するために用いた化学用語である。舎密学では固体・液体・気体の性質や親和力を論じる際の基本語として位置づけられ、単なる日常語の「とける」から区別される学術語となった。明治期には化学・薬学・鉱物学の教科書に受け継がれ、現在の「溶液」「可溶」「不溶」などの派生語群の基礎となった。
初出情報
時期1837年頃
初出資料舎密開宗
補足宇田川榕菴が『舎密開宗』で液体に物質がとけ込む現象を説明するために用いた化学用語である。
出典
- 宇田川榕菴 『舎密開宗』江戸後期化学訳語の参照資料