恐縮
obliged / sorry / grateful
意味
1.
Feeling much obliged, grateful, or apologetic.
相手の厚意に感謝したり、迷惑をかけて申し訳なく思ったりすること。
I am very grateful for your kindness.
ご親切にしていただいて恐縮です。
2.
To shrink in fear; to be frightened.
恐れて身がすくむこと。
People were frightened by the violent storm.
激しい風波に人々は恐縮した。
由来・語源
「恐」はおそれること、「縮」はちぢむこと。恐れ入って身が縮むという身体感覚から、感謝や恐縮の気持ちへ展開した。
説明
「恐縮」は、もとは恐れて身が縮むことを意味したが、近代以降は相手の厚意に対する感謝や、迷惑をかけたことへの申し訳なさを表す丁寧表現として定着した。be obliged や be sorry に近い感情を一語で包み込み、日本語らしいへりくだりと感謝の混合した態度を示す語である。会話・手紙・ビジネス文書で広く使われ、近代敬語の重要な構成要素となった。
初出情報
時期1860年頃
初出資料航米日録
補足精選版日本国語大辞典は『恐縮』の第一義の初出を『航米日録』(1860)に掲げる。
出典
- 『コトバンク「恐縮」』語義と1860年・1886年の初出実例を確認
- 『コトバンク 和英「恐縮」』be obliged / be sorry / be grateful などの対応を確認