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芸術

art / Kunst
言語英語・ドイツ語・フランス語
翻訳時期明治期(1874年頃)
分野文化他の訳語を見る →
翻訳者西周他の訳語を見る →

要点

  • 「芸術」はart / Kunst(英語・ドイツ語・フランス語)の訳語。
  • 語源・由来: 芸(わざ・技芸・才能)と術(すべ・技法・方法)を組み合わせた造語。技芸の方法・体系という意味を持ち、古典漢語の「藝」(六芸などの技能)を再転用した。
  • 翻訳時期: 明治期(1874年頃)。
  • 翻訳者: 西周。
  • 分野: 文化。

意味

1.

The expression of human creative skill and imagination in visual, auditory, or other form.

人間の創造的な技術・想像力を視覚・聴覚などで表現する営みや作品。

Art has the power to communicate across cultures.

芸術は文化を超えてコミュニケーションする力を持つ。

2.

A skill at doing a specified thing, especially one acquired through practice.

練習によって習得された特定の作業における技術・技巧。

Cooking can be an art as much as a necessity.

料理は必要行為であるとともに一つの芸術でもある。

由来・語源

芸術」の語源・由来

芸(わざ・技芸・才能)と術(すべ・技法・方法)を組み合わせた造語。技芸の方法・体系という意味を持ち、古典漢語の「藝」(六芸などの技能)を再転用した。

説明

artの訳語として西周が定着させた。絵画・音楽・文学・演劇など人間の美的創造活動の総称。「美術」が視覚的造形芸術を指すのに対し、「芸術」はより広く創造的表現活動全般を指す語として普及した。西周は liberal arts の訳語としてもこの語を用い、西洋の芸術概念を日本に紹介する際の中心的な訳語となった。

初出情報

時期1874年頃
初出資料百一新論
補足西周が『百一新論』(1874年)でart/Kunstの訳語として「芸術」を定着させた。liberal artsの訳語としても用いた

出典

  • 西周 百一新論1874年(明治7年)刊行。西周が哲学・社会科学の訳語を多数創出した著作
  • 明六雑誌1874-75年。西周・森有礼ら明六社の知識人が近代的社会・文化概念を普及させた雑誌

よくある質問

「芸術」とは?

人間の創造的な技術・想像力を視覚・聴覚などで表現する営みや作品。

「芸術」の語源・由来は?

芸(わざ・技芸・才能)と術(すべ・技法・方法)を組み合わせた造語。技芸の方法・体系という意味を持ち、古典漢語の「藝」(六芸などの技能)を再転用した。

「芸術」は何の訳語?

「芸術」はart / Kunst(英語・ドイツ語・フランス語)の訳語として、明治期(1874年頃)に用いられた。

「芸術」の原語・英語は?

「芸術」の原語は art / Kunst(英語・ドイツ語・フランス語)。英語・ドイツ語・フランス語から意味翻訳して作られた日本語。

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