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流体

fluid
言語英語・オランダ語(fluide / vloeistof)
翻訳時期江戸後期
分野科学他の訳語を見る →
翻訳者

要点

  • 「流体」はfluid(英語・オランダ語(fluide / vloeistof))の訳語。
  • 語源・由来: 「流」は水がながれること、「体」は物質・からだ・形あるものを表す。合わせて「流れる性質をもつ物体」の意。英語fluidはラテン語fluere(流れる)に由来する。
  • 翻訳時期: 江戸後期。
  • 翻訳者: 未登録。
  • 分野: 科学。

意味

1.

A substance that can flow and has no fixed shape, especially a liquid or a gas.

流動し、一定の形をもたない物質。物理学では主に液体と気体の総称。

Water and air are both fluids.

水と空気はいずれも流体である。

2.

A liquid substance, especially a bodily or technical liquid.

液体。体液・作動液など、流れる物質一般。

The machine uses hydraulic fluid.

その機械は作動流体を用いる。

3.

A state or situation that is changeable and not fixed.

固定せず変化しやすい状態。比喩的には流動的な情勢。

The situation remains fluid.

状況はなお流動的である。

由来・語源

流体」の語源・由来

「流」は水がながれること、「体」は物質・からだ・形あるものを表す。合わせて「流れる性質をもつ物体」の意。英語fluidはラテン語fluere(流れる)に由来する。

説明

「流体」は、気体・液体のように一定の形を保たず流動する物質を表す物理学語である。近世後期の蘭学書『厚生新編』(1811〜1839年頃)に「凝体並に流体」と見え、固体に対する概念として早くから用いられた。訳者個人は特定しにくいため不明とした。明治以降、物理学・工学教育の整備とともにfluidの定訳として定着し、「流体力学」「流体機械」などの専門語を生んだ。

初出情報

時期江戸後期
補足近世後期の蘭学書『厚生新編』(1811〜1839年頃)に「凝体並に流体」と見え、固体に対する概念として早くから用いられた。

出典

  • 厚生新編本文中で言及されている文献・資料

よくある質問

「流体」とは?

流動し、一定の形をもたない物質。物理学では主に液体と気体の総称。

「流体」の語源・由来は?

「流」は水がながれること、「体」は物質・からだ・形あるものを表す。合わせて「流れる性質をもつ物体」の意。英語fluidはラテン語fluere(流れる)に由来する。

「流体」は何の訳語?

「流体」はfluid(英語・オランダ語(fluide / vloeistof))の訳語として、江戸後期に用いられた。

「流体」の原語・英語は?

「流体」の原語は fluid(英語・オランダ語(fluide / vloeistof))。英語・オランダ語(fluide / vloeistof)から意味翻訳して作られた日本語。

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