歴史
要点
- 「歴史」はhistory(英語)の訳語。
- 語源・由来: 歴(へる・経過する・次々と経てきた)と史(ふみ・記録・歴史家)を組み合わせた漢語。「次々と経過してきた出来事の記録」という字義で、時間の経過とともに積み重なった事象の記録・研究を指す。
- 翻訳時期: 明治期。
- 翻訳者: 未登録。
- 分野: 文化。
意味
The study of past events, particularly in human affairs.
過去の出来事、特に人間社会の出来事を研究・記録する学問。
History teaches us about the mistakes of the past.
歴史は過去の過ちを教えてくれる。
The whole series of past events connected with a particular person or thing.
特定の人・物・場所に関する一連の過去の出来事の記録。
This building has a long history.
この建物は長い歴史を持つ。
由来・語源
「歴史」の語源・由来
歴(へる・経過する・次々と経てきた)と史(ふみ・記録・歴史家)を組み合わせた漢語。「次々と経過してきた出来事の記録」という字義で、時間の経過とともに積み重なった事象の記録・研究を指す。
説明
historyの訳語として明治期に定着した。英語historyはギリシャ語historia(調査・知識・記録)に由来する。日本では「史」「史記」「歴代」などの語があったが、明治期に西洋の歴史学的方法論が導入されるにあたり「歴史」が過去の出来事の記録・研究を指す学術語として整備された。明治5年(1872年)の学制において「歴史」は主要教科として位置づけられ、近代的な歴史意識の形成に寄与した。
初出情報
出典
- 『明六雑誌』1874-75年。西周・森有礼ら明六社の知識人が近代的社会・文化概念を普及させた雑誌
よくある質問
「歴史」とは?
過去の出来事、特に人間社会の出来事を研究・記録する学問。
「歴史」の語源・由来は?
歴(へる・経過する・次々と経てきた)と史(ふみ・記録・歴史家)を組み合わせた漢語。「次々と経過してきた出来事の記録」という字義で、時間の経過とともに積み重なった事象の記録・研究を指す。
「歴史」は何の訳語?
「歴史」はhistory(英語)の訳語として、明治期に用いられた。
「歴史」の原語・英語は?
「歴史」の原語は history(英語)。英語から意味翻訳して作られた日本語。