学生
要点
- 「学生」はstudent(英語)の訳語。
- 語源・由来: 「学」(まなぶ・学問)と「生」(ひと・若者)を組み合わせた古典漢語。律令制の大学寮に学ぶ者を「学生(がくしょう)」と呼んだ用法に由来し、近世以降「がくせい」と読み替えられた。英語studentはラテン語studere(熱心に取り組む・励む)に由来する。
- 翻訳時期: 明治期(1881年頃)。
- 翻訳者: 未登録。
- 分野: 教育。
意味
A person who is studying at a university or other educational institution.
大学などの高等教育機関で学んでいる人。
Students from all over the world study at this university.
世界中からの学生がこの大学で学んでいる。
A person who is eager to learn.
熱心に学ぼうとする人・学ぶ者。
He is a lifelong student of philosophy.
彼は哲学の生涯学習者(学生)だ。
由来・語源
「学生」の語源・由来
「学」(まなぶ・学問)と「生」(ひと・若者)を組み合わせた古典漢語。律令制の大学寮に学ぶ者を「学生(がくしょう)」と呼んだ用法に由来し、近世以降「がくせい」と読み替えられた。英語studentはラテン語studere(熱心に取り組む・励む)に由来する。
説明
「学生」はもと律令制のもとで大学寮・国学に学ぶ者を「がくしょう」と呼んだ古典漢語に由来し、近世には「がくせい」と読まれ学問をする者一般を指すようになっていた。明治5年(1872年)の学制発布当初、すべての学習者は「生徒」と総称されたが、明治14年(1881年)に東京大学が「外国では大学に学ぶ者と其れ以下の学校に学ぶ者の間に名称の差別あるに鑑み」として本科学習者を「学生」と正式に称することを定め、英語studentの訳語として制度的に定着した。
初出情報
出典
- 『学制』1872年(明治5年)8月公布。日本最初の近代学校教育制度。教育関連用語を公的に確立
よくある質問
「学生」とは?
大学などの高等教育機関で学んでいる人。
「学生」の語源・由来は?
「学」(まなぶ・学問)と「生」(ひと・若者)を組み合わせた古典漢語。律令制の大学寮に学ぶ者を「学生(がくしょう)」と呼んだ用法に由来し、近世以降「がくせい」と読み替えられた。英語studentはラテン語studere(熱心に取り組む・励む)に由来する。
「学生」は何の訳語?
「学生」はstudent(英語)の訳語として、明治期(1881年頃)に用いられた。
「学生」の原語・英語は?
「学生」の原語は student(英語)。英語から意味翻訳して作られた日本語。