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国語

Nationalsprache / national language
言語ドイツ語・英語
翻訳時期明治期(1895年頃)
分野教育他の訳語を見る →
翻訳者上田万年他の訳語を見る →

要点

  • 「国語」はNationalsprache / national language(ドイツ語・英語)の訳語。
  • 語源・由来: 「国」は国家・国土を意味し、「語」は言葉・語法を意味する。古典漢語にも「国語」の用例はあるが、近代日本では国民国家の言語を指す特定の概念語として上田万年が再定義した。
  • 翻訳時期: 明治期(1895年頃)。
  • 翻訳者: 上田万年。
  • 分野: 教育。

意味

national language (the standardized language of a nation-state, used as a symbol of national identity and the medium of public education)

国民国家の言語。国民統合の精神的基盤として標準化された言語を指し、近代日本では日本語そのものを指す教科名・概念語として用いられた。

The concept of 'national language' was central to Meiji-era education policy and nation-building.

「国語と国家とは切り離すことの出来ないものである」(上田万年『国語のため』)

由来・語源

国語」の語源・由来

「国」は国家・国土を意味し、「語」は言葉・語法を意味する。古典漢語にも「国語」の用例はあるが、近代日本では国民国家の言語を指す特定の概念語として上田万年が再定義した。

説明

明治28年(1895年)刊行の論文集『国語のため』に収録された「国語と国家と」において上田万年が理論的基礎を確立した教育・文化用語。ドイツ語Nationalsprache(民族語・国民語)の概念を援用しつつ、一国の言語が国民統合の精神的基盤となるという言語ナショナリズムの観点から「国語」を定義した。明治33年(1900年)の小学校令改正により「国語」が正式な教科名として採用され、以後の国語教育政策の骨格となった。国語調査委員会を経て標準語の設定と方言の統制が進み、近代国民国家形成と不可分な概念として定着した。

初出情報

時期1895年頃
補足明治28年(1895年)刊行の論文集『国語のため』に収録された「国語と国家と」において上田万年が理論的基礎を確立した教育・文化用語。

出典

  • 国語のため本文中で言及されている文献・資料

よくある質問

「国語」とは?

国民国家の言語。国民統合の精神的基盤として標準化された言語を指し、近代日本では日本語そのものを指す教科名・概念語として用いられた。

「国語」の語源・由来は?

「国」は国家・国土を意味し、「語」は言葉・語法を意味する。古典漢語にも「国語」の用例はあるが、近代日本では国民国家の言語を指す特定の概念語として上田万年が再定義した。

「国語」は何の訳語?

「国語」はNationalsprache / national language(ドイツ語・英語)の訳語として、明治期(1895年頃)に用いられた。

「国語」の原語・英語は?

「国語」の原語は Nationalsprache / national language(ドイツ語・英語)。ドイツ語・英語から意味翻訳して作られた日本語。

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