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汽車

steam locomotive
言語英語
翻訳時期明治初期(1872年頃)
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翻訳者

要点

  • 「汽車」はsteam locomotive(英語)の訳語。
  • 語源・由来: 「汽」(蒸気・水蒸気)と「車」(乗物・車両)を組み合わせた和製漢語。「汽」は水が沸騰して生じる蒸気を意味し、蒸気機関の動力源をそのまま字義に取り込んでいる。英語のsteam locomotiveやtrainに対応するが、動力方式を前面に出した訳語構成となっている。
  • 翻訳時期: 明治初期(1872年頃)。
  • 翻訳者: 未登録。
  • 分野: 工学。

意味

1.

A locomotive powered by a steam engine, used to pull a train on a railway.

蒸気機関を動力とし、鉄道上で列車を牽引する機関車。

The steam train arrived at the station on time.

汽車は定刻通りに駅に到着した。

2.

A train, especially a long-distance train operated by national railways.

列車全般、特に国鉄系統の長距離列車。(現代日本語での用法)

We took the train to travel between cities.

私たちは都市間移動に汽車(列車)を使った。

由来・語源

汽車」の語源・由来

「汽」(蒸気・水蒸気)と「車」(乗物・車両)を組み合わせた和製漢語。「汽」は水が沸騰して生じる蒸気を意味し、蒸気機関の動力源をそのまま字義に取り込んでいる。英語のsteam locomotiveやtrainに対応するが、動力方式を前面に出した訳語構成となっている。

説明

1872年(明治5年)10月14日、新橋〜横浜間に日本初の鉄道が開業した際、蒸気機関車を動力とする列車の総称として「汽車」が広まった。開業当初は「陸蒸気(おかじょうき)」とも呼ばれたが、蒸気を利用する車両という意味の「汽車」が公式用語として定着した。明治以降に電気を動力とする「電車」が登場すると、「汽車」は蒸気機関車牽引の列車を指す語として区別されるようになり、現代では長距離列車・国鉄系統の列車の通称としても使われる。

初出情報

時期1872年頃
初出資料鉄道略則
補足1872年(明治5年)の新橋〜横浜間鉄道開業に際し、steam locomotiveの訳語として「汽車」が定着

出典

  • 鉄道略則1872年(明治5年)制定。日本初の鉄道開業に伴う規則。steam locomotiveの訳語「汽車」が制度用語として確立

よくある質問

「汽車」とは?

蒸気機関を動力とし、鉄道上で列車を牽引する機関車。

「汽車」の語源・由来は?

「汽」(蒸気・水蒸気)と「車」(乗物・車両)を組み合わせた和製漢語。「汽」は水が沸騰して生じる蒸気を意味し、蒸気機関の動力源をそのまま字義に取り込んでいる。英語のsteam locomotiveやtrainに対応するが、動力方式を前面に出した訳語構成となっている。

「汽車」は何の訳語?

「汽車」はsteam locomotive(英語)の訳語として、明治初期(1872年頃)に用いられた。

「汽車」の原語・英語は?

「汽車」の原語は steam locomotive(英語)。英語から意味翻訳して作られた日本語。

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