電話工学telephone英語明治中期「電」(電気)と「話」(会話・ことば)を組み合わせた和製漢語で、「電気による会話」を字義とする。英語telephoneがギリシャ語tele(遠く)とphōnē(声)に由来し「遠くへ声を届ける」を意味するのに対し、日本語訳は電気的な伝送手段を前面に出した訳語構成となっている。
汽車工学steam locomotive英語明治初期「汽」(蒸気・水蒸気)と「車」(乗物・車両)を組み合わせた和製漢語。「汽」は水が沸騰して生じる蒸気を意味し、蒸気機関の動力源をそのまま字義に取り込んでいる。英語のsteam locomotiveやtrainに対応するが、動力方式を前面に出した訳語構成となっている。
建築工学architecture / building英語明治期「建」は立てること、「築」は土や石などを積み固めて造ることを意味する。建物を立て造る行為から、architecture 全般を表す語となった。
付属工学attached / accessory / attachment英語明治期「付」はつくこと、「属」は従い属すること。accessory はラテン語 accedere(近づく・加わる)に由来する。
工政工学industrial policy / industry administration英語明治期「工」は工作・工業・技術、「政」は政治・行政を表す。industrial はラテン語 industria(勤勉・活動)に由来する。