能率
efficiency
要点
- 「能率」はefficiency(英語)の訳語。
- 語源・由来: 「能」は能力・働き、「率」は割合を意味する。働きの割合、仕事の進み具合を表す。
- 翻訳時期: 明治期〜大正期(1888年頃)。
- 翻訳者: 未登録。
- 分野: 工学。
意味
Efficiency; the rate at which work is done in relation to time, effort, or cost.
一定時間内にできる仕事の割合。仕事のはかどり方。
The new method improved efficiency.
新しい方法で能率が上がった。
由来・語源
「能率」の語源・由来
「能」は能力・働き、「率」は割合を意味する。働きの割合、仕事の進み具合を表す。
説明
「能率」は、efficiency の訳語として、一定時間内にできる仕事の割合、仕事のはかどり具合を表す語として定着した。物理学では当初モーメントの訳語としても用いられたが、経営学・産業管理では労働や作業の効率を示す語となった。科学的管理法の受容とともに、作業改善・合理化の中心語として広まった。
初出情報
時期1888年頃
初出資料物理学術語和英仏独対訳字書
補足精選版日本国語大辞典は物理学でモーメントの訳語として『物理学術語和英仏独対訳字書』(1888年)を掲げる。仕事のはかどりの意味は『新らしい言葉の字引』(1918年)にも見える。
出典
- 『コトバンク「能率」』efficiency としての意味および初出情報を確認
- 『コトバンク「能率研究」』科学的管理法との関係を確認
よくある質問
「能率」とは?
一定時間内にできる仕事の割合。仕事のはかどり方。
「能率」の語源・由来は?
「能」は能力・働き、「率」は割合を意味する。働きの割合、仕事の進み具合を表す。
「能率」は何の訳語?
「能率」はefficiency(英語)の訳語として、明治期〜大正期(1888年頃)に用いられた。
「能率」の原語・英語は?
「能率」の原語は efficiency(英語)。英語から意味翻訳して作られた日本語。