共鳴
resonance / sympathy
要点
- 「共鳴」はresonance / sympathy(英語)の訳語。
- 語源・由来: 共(ともに)と鳴(音が響く)の結合。物理的な共振と、精神的な呼応の両方を表現する。
- 翻訳時期: 明治期。
- 翻訳者: 未登録。
- 分野: 科学。
意味
1.
The reinforcement or prolongation of sound by reflection from a surface or by the synchronous vibration of a neighboring object.
隣接する物体が同じ振動数で揺れる物理現象(共振)。
The resonance of the guitar string filled the room.
ギターの弦の共鳴が部屋を満たした。
2.
A feeling of being in harmony with someone or something; evoking sympathetic feelings.
他者や思想と精神的に共鳴・呼応し合うこと。
His ideas found resonance among the students.
彼の考えは学生たちの間で共鳴を呼んだ。
由来・語源
「共鳴」の語源・由来
共(ともに)と鳴(音が響く)の結合。物理的な共振と、精神的な呼応の両方を表現する。
説明
物理学におけるresonance(共振)の訳語として、また思想・感情の交流を指すsympathyの訳語として明治期に普及した。科学的現象としての共鳴と、心がつながり合う現象としての共鳴という二つの意味で定着した。
初出情報
時期明治期
初出資料哲学字彙
補足resonance/sympathyの訳語として1881年の『哲学字彙』に物理学・心理学双方の術語として収録
出典
- 井上哲次郎ほか 『哲学字彙』1881年(明治14年)刊行。明治期の哲学・科学用語を体系的に整備した訳語辞典
よくある質問
「共鳴」とは?
隣接する物体が同じ振動数で揺れる物理現象(共振)。
「共鳴」の語源・由来は?
共(ともに)と鳴(音が響く)の結合。物理的な共振と、精神的な呼応の両方を表現する。
「共鳴」は何の訳語?
「共鳴」はresonance / sympathy(英語)の訳語として、明治期に用いられた。
「共鳴」の原語・英語は?
「共鳴」の原語は resonance / sympathy(英語)。英語から意味翻訳して作られた日本語。