翻訳語辞典Shaqai
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分析

analysis / Analyse
言語英語・ドイツ語
翻訳時期明治期
分野科学
翻訳者

意味

1.

The process of separating something into its constituent elements to understand it better.

全体を構成要素に分けて個々の性質や関係を明らかにする思考・研究の方法。

The chemist performed an analysis of the water sample.

化学者は水のサンプルを分析した。

2.

A systematic examination and evaluation of data or information.

データや情報を体系的に検討・評価すること。

Data analysis revealed unexpected patterns.

データ分析は予期しないパターンを明らかにした。

3.

In psychotherapy, the treatment of mental disorders by exploring unconscious processes.

精神療法において無意識のプロセスを探ることによる精神的な治療。(精神分析)

He underwent years of psychoanalysis.

彼は何年もかけて精神分析を受けた。

由来・語源

分(わける・分割する)と析(割く・細かく分け裂く)を組み合わせた造語。析は木を割るさまを表す字で、合わせて「細かく分け分けて明らかにする」という意味を持つ。

説明

analysisおよびドイツ語Analyseの訳語として明治期に定着した。化学分野では物質を構成成分に分けて調べる操作を指す「分析化学」として、哲学・論理学では複合的な概念を要素に分解して考察する思考操作を指す語として、それぞれ普及した。「演繹」「帰納」などとともに西洋的な論理・科学の方法論を表す術語として西周系の翻訳者が用いたとされる。古典漢語の「分解」に近い語感を持ちながら、より精密な学術概念として再定義された。

初出情報

時期明治期
初出資料哲学字彙
補足analysis/Analyseの訳語として哲学・化学双方の文脈で定着。1881年の『哲学字彙』で確立

出典

  • 井上哲次郎ほか 哲学字彙1881年(明治14年)刊行。明治期の哲学・科学用語を体系的に整備した訳語辞典

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