生物
要点
- 「生物」はbiology(英語)の訳語。
- 語源・由来: 生(いきる・いのち・生命を持つ)と物(もの・存在・実体)を組み合わせた漢語。「生きているもの・命あるもの」という字義で、生命を持つ存在(動物・植物・微生物など)全般を指す。
- 翻訳時期: 明治期。
- 翻訳者: 未登録。
- 分野: 科学。
意味
A living organism; any living thing.
命を持つ存在(生き物)。動物・植物・微生物などすべての生命体。
The ocean is home to millions of different organisms.
海は何百万もの異なる生物の生息地である。
The study of living organisms (biology).
生命体の構造・機能・成長・進化などを研究する学問(生物学)。
She studied biology to become a doctor.
彼女は医師になるために生物(学)を学んだ。
由来・語源
「生物」の語源・由来
生(いきる・いのち・生命を持つ)と物(もの・存在・実体)を組み合わせた漢語。「生きているもの・命あるもの」という字義で、生命を持つ存在(動物・植物・微生物など)全般を指す。
説明
biologyの訳語として明治期に定着した。英語biologyはギリシャ語bios(生命)とlogos(研究・学問)を合わせた語で、生命現象を研究する学問を指す。日本では「生物学」の略として「生物」が動植物・微生物など生命を持つ存在全般を指す語となった。明治5年(1872年)の学制とともに西洋自然科学が教育制度に組み込まれ、物理・化学と並ぶ自然科学の基幹分野として「生物学」の体系が整備された。
初出情報
出典
- 井上哲次郎ほか 『哲学字彙』1881年(明治14年)刊行。明治期の哲学・科学用語を体系的に整備した訳語辞典
- 『理学字典』明治初期の理学(自然科学)用語辞典
よくある質問
「生物」とは?
命を持つ存在(生き物)。動物・植物・微生物などすべての生命体。
「生物」の語源・由来は?
生(いきる・いのち・生命を持つ)と物(もの・存在・実体)を組み合わせた漢語。「生きているもの・命あるもの」という字義で、生命を持つ存在(動物・植物・微生物など)全般を指す。
「生物」は何の訳語?
「生物」はbiology(英語)の訳語として、明治期に用いられた。
「生物」の原語・英語は?
「生物」の原語は biology(カタカナ:バイオロジー)(英語)。英語から意味翻訳して作られた日本語。