分子
要点
- 「分子」はmolecule(英語・フランス語)の訳語。
- 語源・由来: 「分」は分けること・部分を意味し、「子」は小さなものを意味する。「物質を分けたときの小さな単位」という字義。moleculeはフランス語molécule(1678年)から、さらにラテン語molecula(小さな塊)の縮小形に由来する。
- 翻訳時期: 明治期。
- 翻訳者: 未登録。
- 分野: 科学。
意味
The smallest particle of a substance that retains all the properties of the substance; a group of two or more atoms bonded together.
物質の化学的性質を保持する最小単位。二個以上の原子が結合した粒子。
A water molecule consists of two hydrogen atoms and one oxygen atom.
水分子は二個の水素原子と一個の酸素原子からなる。
由来・語源
「分子」の語源・由来
「分」は分けること・部分を意味し、「子」は小さなものを意味する。「物質を分けたときの小さな単位」という字義。moleculeはフランス語molécule(1678年)から、さらにラテン語molecula(小さな塊)の縮小形に由来する。
説明
moleculeの訳語として明治期の化学・物理学翻訳書を通じて定着した和製漢語。「原子(atom)」が化学的に分割できない最小単位であるのに対し、「分子」はその原子の結合体として化学的性質を持つ最小単位を指す。「原子」とともに対概念として整備され、西洋自然科学の基礎語彙として定着した。中国にも逆輸出され、現代中国語でも「分子」(fēnzǐ)として用いられる。
初出情報
よくある質問
「分子」とは?
物質の化学的性質を保持する最小単位。二個以上の原子が結合した粒子。
「分子」の語源・由来は?
「分」は分けること・部分を意味し、「子」は小さなものを意味する。「物質を分けたときの小さな単位」という字義。moleculeはフランス語molécule(1678年)から、さらにラテン語molecula(小さな塊)の縮小形に由来する。
「分子」は何の訳語?
「分子」はmolecule(英語・フランス語)の訳語として、明治期に用いられた。
「分子」の原語・英語は?
「分子」の原語は molecule(英語・フランス語)。英語・フランス語から意味翻訳して作られた日本語。