慣行
要点
- 「慣行」はcustom / usage / pratique(英語・フランス語)の訳語。
- 語源・由来: 「慣」は慣れ親しむ・習慣を意味し、「行」は行為・行うことを意味する。習慣的に行われる行為・やり方という字義。customはラテン語consuetudo(習慣)に由来し、繰り返されることで形成される社会規範を意味する。
- 翻訳時期: 明治期。
- 翻訳者: 未登録。
- 分野: 法律。
意味
An established practice or way of doing something that has become accepted over time.
長い間繰り返されることで定着した行い方・慣例。
It is a trade custom to inspect goods before payment.
支払い前に商品を検査するのは商慣行である。
A rule or law based on long-established practice rather than written statute.
成文法ではなく長年の慣例に基づく規範・慣習法。
The custom of primogeniture governed the inheritance of land.
長子相続の慣行が土地の相続を律していた。
由来・語源
「慣行」の語源・由来
「慣」は慣れ親しむ・習慣を意味し、「行」は行為・行うことを意味する。習慣的に行われる行為・やり方という字義。customはラテン語consuetudo(習慣)に由来し、繰り返されることで形成される社会規範を意味する。
説明
慣習・慣例として繰り返されてきた行為・様式を指す語として、明治の法制・社会文書に用いられた。英仏法における慣習法(customary law)の翻訳において、法的拘束力を持つ慣例を表す術語として整備され、商慣行・取引慣行など経済・商業の文脈でも広く定着した。「慣行法」「商慣行」など複合語の形でも用いられる。
初出情報
出典
- 津田真道訳 『泰西国法論』1868年(明治元年)刊行。シモン・フィセリングの公法学講義翻訳。日本最初の西洋法学翻訳書
よくある質問
「慣行」とは?
長い間繰り返されることで定着した行い方・慣例。
「慣行」の語源・由来は?
「慣」は慣れ親しむ・習慣を意味し、「行」は行為・行うことを意味する。習慣的に行われる行為・やり方という字義。customはラテン語consuetudo(習慣)に由来し、繰り返されることで形成される社会規範を意味する。
「慣行」は何の訳語?
「慣行」はcustom / usage / pratique(英語・フランス語)の訳語として、明治期に用いられた。
「慣行」の原語・英語は?
「慣行」の原語は custom / usage / pratique(カタカナ:カスタム/ユーセージ)(英語・フランス語)。英語・フランス語から意味翻訳して作られた日本語。