共用
common use / usage commun
要点
- 「共用」はcommon use / usage commun(英語・フランス語)の訳語。
- 語源・由来: 「共」は共同・ともにを意味し、「用」は使用・用途・利用を意味する。複数者がともに使うという字義。commonはラテン語communis(共同の・公共の)に由来し、共同体に属するものを意味する。
- 翻訳時期: 明治期。
- 翻訳者: 未登録。
- 分野: 法律。
意味
Shared use of something by two or more parties.
二人以上の者が共同で物や施設を使用すること。
The hallways and elevators are common areas shared by all residents.
廊下とエレベーターは全住民が共用する部分である。
由来・語源
「共用」の語源・由来
「共」は共同・ともにを意味し、「用」は使用・用途・利用を意味する。複数者がともに使うという字義。commonはラテン語communis(共同の・公共の)に由来し、共同体に属するものを意味する。
説明
複数の者が共同で使用・利用することを指す語として明治の法制文書に現れた。民法・物権法において共有財産や公共物の利用概念を表す術語として用いられ、近代的な区分所有制度の導入とともに「共用部分」「共用施設」などの形で法律・生活用語として定着した。公共インフラの共同利用を指す「共用化」などの派生語も広まった。
初出情報
時期明治期
初出資料泰西国法論
補足common useの訳語として明治期の民法・行政法整備とともに定着
出典
- 津田真道訳 『泰西国法論』1868年(明治元年)刊行。シモン・フィセリングの公法学講義翻訳。日本最初の西洋法学翻訳書
よくある質問
「共用」とは?
二人以上の者が共同で物や施設を使用すること。
「共用」の語源・由来は?
「共」は共同・ともにを意味し、「用」は使用・用途・利用を意味する。複数者がともに使うという字義。commonはラテン語communis(共同の・公共の)に由来し、共同体に属するものを意味する。
「共用」は何の訳語?
「共用」はcommon use / usage commun(英語・フランス語)の訳語として、明治期に用いられた。
「共用」の原語・英語は?
「共用」の原語は common use / usage commun(英語・フランス語)。英語・フランス語から意味翻訳して作られた日本語。