白金
platina / platinum
要点
- 「白金」はplatina / platinum(オランダ語・英語)の訳語。
- 語源・由来: 「白金」は古くは銀を指す語でもあったが、榕菴はこれを再編して platinum の訳語に充てた。銀白色で貴い金属という外観的特徴を漢字で示した語である。
- 翻訳時期: 江戸後期(1834年頃)。
- 翻訳者: 宇田川榕菴。
- 分野: 科学。
意味
Platinum, the chemical element with atomic number 78.
原子番号78の貴金属元素で、耐食性に優れ、触媒や装飾品に用いられる。
Platinum is used in catalytic converters.
白金は自動車の触媒コンバーターに使われる。
由来・語源
「白金」の語源・由来
「白金」は古くは銀を指す語でもあったが、榕菴はこれを再編して platinum の訳語に充てた。銀白色で貴い金属という外観的特徴を漢字で示した語である。
説明
宇田川榕菴が『遠西医方名物考補遺』で platina に対して用いた訳語で、銀白色の貴金属を漢語で表そうとしたものである。従来の「しろがね」と区別して元素名・金属名としての読み「はっきん」が定着し、近代化学と鉱物学の受容に伴って広まった。明治以後は学術語としてだけでなく、工業・装飾分野でも標準的名称となった。
初出情報
時期1834年頃
初出資料遠西医方名物考補遺
補足宇田川榕菴が『遠西医方名物考補遺』で platina に対して用いた訳語で、銀白色の貴金属を漢語で表そうとしたものである。
出典
- 宇田川榕菴 『遠西医方名物考補遺』白金などの化学語彙の参照資料
よくある質問
「白金」とは?
原子番号78の貴金属元素で、耐食性に優れ、触媒や装飾品に用いられる。
「白金」の語源・由来は?
「白金」は古くは銀を指す語でもあったが、榕菴はこれを再編して platinum の訳語に充てた。銀白色で貴い金属という外観的特徴を漢字で示した語である。
「白金」は何の訳語?
「白金」はplatina / platinum(オランダ語・英語)の訳語として、江戸後期(1834年頃)に用いられた。
「白金」の原語・英語は?
「白金」の原語は platina / platinum(オランダ語・英語)。オランダ語・英語から意味翻訳して作られた日本語。