金穀
money and grain / goods and funds
意味
Money and grain; cash and staple goods treated together as taxable or distributable wealth.
金銭と穀物。転じて、財貨・金品。
Local officials handled money and grain for taxation.
地方官は租税のために金穀を取り扱った。
由来・語源
「金」は金銭、「穀」は穀物を意味する。現金と米穀をまとめて示す語で、財貨全般にも広がった。
説明
「金穀」は金銭と穀物を意味する在来漢語で、近代初期には still money and grain にあたる財政・租税・地方行政の実務語として多く用いられた。貨幣経済がなお完全には浸透していない時代に、現金と米穀がともに課税・流通・救済の単位であったことをよく示す語であり、近代経済への移行期の複合的な財の把握を物語る。
初出情報
時期1869年頃
初出資料公議所日誌
補足精選版日本国語大辞典は『公議所日誌』明治2年(1869)の実例を掲げる。
出典
- 『コトバンク「金穀」』金穀の意味と1869年の初出実例を確認