我輩
I / we
要点
- 「我輩」はI / we(英語)の訳語。
- 語源・由来: 「我」はわれ、「輩」はともがら・仲間の意。もとは複数的な『われら』だが、のちに単数の自称にも転じた。
- 翻訳時期: 室町後期(1467年頃)。
- 翻訳者: 未登録。
- 分野: 文化。
意味
1.
We; originally a first-person plural pronoun.
もとは『われわれ』『われら』を表す自称。
We must consider this matter carefully.
我輩はこの件を慎重に考えねばならぬ。
2.
I; a self-important or literary first-person pronoun.
転じて、尊大さや文語性を帯びた単数の一人称。
I will not tolerate disobedience.
我輩に背くことは許さん。
由来・語源
「我輩」の語源・由来
「我」はわれ、「輩」はともがら・仲間の意。もとは複数的な『われら』だが、のちに単数の自称にも転じた。
説明
「我輩」は、もとは『われわれ』の意を持つ自称であったが、近代には単数の『われ』『おれさま』に近い尊大な一人称としても用いられた。漢文訓読の響きを残しつつ、明治文学では高慢さ、滑稽さ、自己意識の強さを示す自称として印象的に使われる。西洋語の I を単純に移すというより、日本語の文体的階調を担う強いキャラクター性を持つ代名詞である。
初出情報
時期1467年頃
初出資料漢書列伝綿景抄
補足精選版日本国語大辞典は『我輩』の自称用法の初出を『漢書列伝綿景抄』(1467頃)に求める。
出典
- 『コトバンク「我が輩」』語義と複数・単数それぞれの初出実例を確認
- 『コトバンク 和英「我が輩」』単数自称としての英訳例を確認
よくある質問
「我輩」とは?
もとは『われわれ』『われら』を表す自称。
「我輩」の語源・由来は?
「我」はわれ、「輩」はともがら・仲間の意。もとは複数的な『われら』だが、のちに単数の自称にも転じた。
「我輩」は何の訳語?
「我輩」はI / we(英語)の訳語として、室町後期(1467年頃)に用いられた。
「我輩」の原語・英語は?
「我輩」の原語は I / we(英語)。英語から意味翻訳して作られた日本語。