開拓
cultivation / pioneering / development
意味
1.
Cultivation or opening up of wilderness land.
山野や荒地を切り開いて田畑や居住地にすること。
Settlers worked to cultivate the frontier.
移住者たちは原野の開拓に従事した。
2.
Pioneering or opening up a new field or market.
新しい分野・販路・進路などを切り開くこと。
The company pioneered a new market overseas.
その会社は海外市場の開拓に成功した。
由来・語源
「開」はひらくこと、「拓」は押し広げること。未利用の土地や未知の領域を切り開く動きを二字で表す。
説明
「開拓」は、荒地を切り開いて耕地や居住地にすることを表す語で、近代には frontier development や pioneering の感覚も帯びて広がった。蝦夷地経営や北海道移住の文脈で制度語として用いられたほか、販路開拓、分野開拓のように比喩的な用法も発達した。土地の利用拡大と新領域への進出を同時に言い表せるため、近代化と拡張の語彙として便利な役割を果たした。
初出情報
時期1856年頃
初出資料日本財政経済史料
補足精選版日本国語大辞典は安政三年(1856)の蝦夷地関係史料を初出実例として掲げる。
出典
- 『コトバンク「開拓」』語義と1856年・1869年の初出実例を確認
- 『コトバンク 和英「開拓」』cultivate / pioneer / develop に対応する用法を確認