鰥寡
widowers and widows
意味
Widowers and widows.
妻を失った男と、夫を失った女。
Aid was distributed to widowers and widows.
鰥寡に対して救済が行われた。
由来・語源
「鰥」は老いて妻のない男、「寡」は夫のない女。配偶者を失った男女を対で示す漢語である。
説明
「鰥寡」は、妻を失った男と夫を失った女をあわせて指す語で、近代でも救恤・福祉・倫理の文脈で用いられた。単独ではやや古風だが、『鰥寡孤独』のように社会的弱者を包括的に表す成語の一部として重みを持つ。前近代の救済思想と、近代の社会政策語彙とをつなぐ言葉である。
初出情報
時期796年頃
初出資料日本後紀
補足精選版日本国語大辞典は『日本後紀』延暦一五年(796)の実例を初出として掲げる。
出典
- 『コトバンク「鰥寡」』語義と796年の初出実例を確認