沈吟
meditation / brooding / murmuring
意味
1.
Brooding thought or meditative absorption.
思いにふけること。深く考え込むこと。
He sat in silent meditation for a while.
彼はしばらく沈吟していた。
2.
Quiet recitation or murmuring.
静かに口ずさむこと。
She softly murmured an old poem.
彼女は古歌を沈吟した。
由来・語源
「沈」は深くしずむこと、「吟」は口ずさむこと。思いが内に沈みつつ声になる気配を含む。
説明
「沈吟」は、深く思いに沈むこと、あるいは静かに口ずさむことを表し、brooding や meditation に近い。文学作品では、思索と感情の停滞が入り混じる場面を描くのに向き、単なる沈黙よりも内面の動きを含んだ語として働く。古典から近代文学まで連続して生き残った文語的語彙である。
初出情報
時期751年頃
初出資料懐風藻
補足精選版日本国語大辞典は意味②について『懐風藻』(751)の実例を初出として掲げる。
出典
- 『コトバンク「沈吟」』語義と751年の初出実例を確認。