条約
要点
- 「条約」はtreaty(英語)の訳語。
- 語源・由来: 条(箇条・条文・規定の一項目)と約(やくそく・取り決め・誓約)を組み合わせた漢語。「複数の条文からなる国家間の取り決め」という字義を持つ。
- 翻訳時期: 幕末・明治期。
- 翻訳者: 未登録。
- 分野: 政治。
意味
A formally concluded agreement between states, ratified by each state.
国家間で正式に締結される権利・義務に関する合意文書。
The peace treaty ended the war between the two nations.
平和条約が二国間の戦争を終わらせた。
A formal agreement between individuals or organizations.
個人または組織間の正式な合意。
The trade treaty reduced tariffs on imported goods.
貿易条約は輸入品の関税を引き下げた。
由来・語源
「条約」の語源・由来
条(箇条・条文・規定の一項目)と約(やくそく・取り決め・誓約)を組み合わせた漢語。「複数の条文からなる国家間の取り決め」という字義を持つ。
説明
treatyの訳語として幕末から明治期に定着した。英語treatyはラテン語tractatus(交渉・論述)に由来する。日米和親条約(1854年)・日米修好通商条約(1858年)など幕末の開国外交において「条約」が国家間の正式な合意文書の名称として用いられ定着した。明治政府が不平等条約の改正(条約改正)に長年取り組む過程で、「条約」は外交の核心を成す用語として広く定着した。
初出情報
出典
- 『英和対訳袖珍辞典』1862年刊行。幕末期の代表的英和辞典。多くの訳語の初期記録を収める
よくある質問
「条約」とは?
国家間で正式に締結される権利・義務に関する合意文書。
「条約」の語源・由来は?
条(箇条・条文・規定の一項目)と約(やくそく・取り決め・誓約)を組み合わせた漢語。「複数の条文からなる国家間の取り決め」という字義を持つ。
「条約」は何の訳語?
「条約」はtreaty(英語)の訳語として、幕末・明治期に用いられた。
「条約」の原語・英語は?
「条約」の原語は treaty(カタカナ:トリーティ)(英語)。英語から意味翻訳して作られた日本語。