外交
diplomacy
意味
1.
The management of international relations by a government through negotiation.
国家間の関係を交渉・調整・調停によって管理する政府の活動。
Diplomacy averted a potential conflict.
外交が潜在的な紛争を回避した。
2.
The skill of managing negotiations tactfully and without offence.
交渉を巧みかつ人を傷つけずに進める技術・気配り。
It took great diplomacy to resolve the disagreement.
その意見の相違を解決するには大きな外交的手腕が必要だった。
由来・語源
外(そと・対外的な・他国との)と交(まじわる・交際する・折衝する)を組み合わせた漢語。「他国・外部との交際・折衝」という字義を持ち、国家間の政治的交渉を指す。
説明
diplomacyの訳語として幕末から明治期に定着した。英語diplomacyはギリシャ語diploma(折り畳まれた文書・外交文書)に由来する。幕末の開国以来、西洋列強との条約交渉・国際関係への対応が急務となる中で「外交」が対外関係・国家間折衝を指す語として広まった。明治政府の不平等条約改正交渉や日清・日露戦争後の講和交渉を通じて、「外交」は政治・行政の専門用語として定着した。
初出情報
時期幕末・明治期
初出資料泰西国法論
補足diplomacyの訳語として津田真道の『泰西国法論』(1868年)で国際法の文脈で使用
出典
- 津田真道訳 『泰西国法論』1868年(明治元年)刊行。シモン・フィセリングの公法学講義翻訳。日本最初の西洋法学翻訳書