植民地
要点
- 「植民地」はcolony(英語)の訳語。
- 語源・由来: 植(うえる・定着させる)と民(たみ・人民)と地(ち・土地・領土)を組み合わせた漢語。「人を移住・定着させた土地」という字義で、本国から人民を移住させ支配した領土を指す。
- 翻訳時期: 明治期。
- 翻訳者: 未登録。
- 分野: 政治。
意味
A country or area under the political control of another country.
本国によって政治的・経済的に支配・統治される海外の地域や領土。
Many African countries were former European colonies.
多くのアフリカ諸国はかつてのヨーロッパの植民地だった。
A settlement or group of people living in a new territory while maintaining ties to their homeland.
母国とのつながりを保ちながら新天地に定住した集団・居留地。
The Pilgrims established a colony in New England.
ピルグリムたちはニューイングランドに植民地を築いた。
由来・語源
「植民地」の語源・由来
植(うえる・定着させる)と民(たみ・人民)と地(ち・土地・領土)を組み合わせた漢語。「人を移住・定着させた土地」という字義で、本国から人民を移住させ支配した領土を指す。
説明
colonyの訳語として明治期に定着した。英語colonyはラテン語colonia(農場・定住地)に由来し、colonus(農夫・入植者)から派生する。西洋帝国主義の拡大とともに植民地支配の概念が日本に入り「植民地」の語が普及した。日清・日露戦争後に台湾・朝鮮・満州などの統治が始まると、この語は日本の対外膨張の文脈でも頻繁に用いられるようになった。「移民を植えつけた土地」という字義が帝国主義的支配の実態をよく表している。
初出情報
出典
- 福沢諭吉 『西洋事情』1866-70年刊行。西洋の政治・社会・文化を日本に紹介した著作
よくある質問
「植民地」とは?
本国によって政治的・経済的に支配・統治される海外の地域や領土。
「植民地」の語源・由来は?
植(うえる・定着させる)と民(たみ・人民)と地(ち・土地・領土)を組み合わせた漢語。「人を移住・定着させた土地」という字義で、本国から人民を移住させ支配した領土を指す。
「植民地」は何の訳語?
「植民地」はcolony(英語)の訳語として、明治期に用いられた。
「植民地」の原語・英語は?
「植民地」の原語は colony(英語)。英語から意味翻訳して作られた日本語。