翻訳語辞典Shaqai
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獨乙

Deutsch / Duitsland
言語ドイツ語・オランダ語
翻訳時期江戸末期
分野文化
翻訳者

意味

Germany (historical kanji phonetic transcription of Deutsch/Duitsland)

ドイツの漢字音訳表記。「独」の一字略号は現代の日独関係語彙にも残る。

The phonetic kanji 独逸 (Doitsu) was used to write Germany in Meiji-era documents.

明治時代の外交文書では「独逸」「獨乙」の表記が用いられた。

由来・語源

「獨(独)」は「どい」の音を、「乙」は「つ」の音を表す当て字。「独逸」も同義の別表記。オランダ語Duitsの短縮形を日本語音に近い漢字で写した音訳で、ドイツ語Deutschとも同源(古高ドイツ語diutisc=民衆の)。

説明

オランダ語Duitsland(ドイツ)の音に基づき日本で独自に漢字化された国名表記。江戸時代から長崎を通じてオランダと交流していたため、中国語の「徳意志」ではなくオランダ語由来の「どいつ」という音形が定着した。1676年に「どいちらんと」のカナ表記が初出し、1789年に「度逸都蘭土」として漢字表記。幕末から明治にかけて「独乙」「独逸」の二字表記に収斂し、外交文書・新聞で広く用いられた。戦後はカタカナの「ドイツ」が一般化したが、「独」の略字は「日独交流」などに現在も残る。

初出情報

時期江戸末期
補足1676年に「どいちらんと」のカナ表記が初出し、1789年に「度逸都蘭土」として漢字表記。

出典

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