倫敦
London
要点
- 「倫敦」はLondon(英語)の訳語。
- 語源・由来: 「倫(りん・ろん)」は[Lon-]の音を、「敦(とん・どん)」は[-don]の音を写す当て字。古代ケルト語に由来するLondonはローマ時代の「Londinium」に遡る地名で、漢字には音のみを写した。
- 翻訳時期: 幕末・明治期。
- 翻訳者: 未登録。
- 分野: 文化。
意味
London (historical kanji phonetic transcription)
ロンドンの漢字音訳表記。夏目漱石の『倫敦塔』など明治文学に多数の用例がある。
Natsume Soseki lived in London from 1900 to 1902.
夏目漱石は1900年から1902年まで倫敦に留学し、英文学を研究した。
由来・語源
「倫敦」の語源・由来
「倫(りん・ろん)」は[Lon-]の音を、「敦(とん・どん)」は[-don]の音を写す当て字。古代ケルト語に由来するLondonはローマ時代の「Londinium」に遡る地名で、漢字には音のみを写した。
説明
ロンドンの音を漢字で写した都市名表記。中国で作られた音訳「倫敦」を日本が採用し、明治期の外交・留学文書で広く使われた。夏目漱石は1900〜1902年にロンドン留学を経験し、著作『カーライル博物館』(1905年)・『倫敦塔』(1905年)など複数の作品に「倫敦」を用いた。岩倉使節団のロンドン滞在記(1872年)にも表記が確認でき、明治の対英関係を象徴する語として文学・外交文書に定着した。
初出情報
時期幕末・明治期
補足夏目漱石は1900〜1902年にロンドン留学を経験し、著作『カーライル博物館』(1905年)・『倫敦塔』(1905年)など複数の作品に「倫敦」を用いた。
出典
- 『カーライル博物館』本文中で言及されている文献・資料
- 『倫敦塔』本文中で言及されている文献・資料
よくある質問
「倫敦」とは?
ロンドンの漢字音訳表記。夏目漱石の『倫敦塔』など明治文学に多数の用例がある。
「倫敦」の語源・由来は?
「倫(りん・ろん)」は[Lon-]の音を、「敦(とん・どん)」は[-don]の音を写す当て字。古代ケルト語に由来するLondonはローマ時代の「Londinium」に遡る地名で、漢字には音のみを写した。
「倫敦」は何の訳語?
「倫敦」はLondon(英語)の訳語として、幕末・明治期に用いられた。
「倫敦」の原語・英語は?
「倫敦」の原語は London(英語)。英語から意味翻訳して作られた日本語。