利益
要点
- 「利益」はprofit(英語)の訳語。
- 語源・由来: 利(もうけ・利得・有益なこと)と益(ます・もうかる・恵み)を組み合わせた漢語。古くは仏教的な「恵み」を意味したが、近代では経済的な純収益・収得を指す語として定着した。
- 翻訳時期: 明治期。
- 翻訳者: 未登録。
- 分野: 経済。
意味
A financial gain from a business activity after expenses.
費用を差し引いた後に残る事業活動からの収益や利得。
The company reported record profits this year.
その会社は今年、過去最高の利益を報告した。
An advantage or benefit gained from something.
何かから得られる利点・恩恵・便益。
Regular exercise brings many health benefits.
定期的な運動は多くの健康上の利益をもたらす。
由来・語源
「利益」の語源・由来
利(もうけ・利得・有益なこと)と益(ます・もうかる・恵み)を組み合わせた漢語。古くは仏教的な「恵み」を意味したが、近代では経済的な純収益・収得を指す語として定着した。
説明
profitの訳語として明治期に経済用語として定着した。英語profitはラテン語profectus(前進・進歩)に由来し、商業活動の純収益を意味するようになった。日本語の「利益」は古来から仏教語として「衆生の利益(りやく)」の形で「恵み・功徳」を意味したが、明治期の資本主義導入とともに経済的利潤・純収益という意味が主流となった。損失(loss)との対概念として企業会計・経済学の基本語彙として定着した。
初出情報
出典
- 『英和対訳袖珍辞典』1862年刊行。幕末期の代表的英和辞典。多くの訳語の初期記録を収める
よくある質問
「利益」とは?
費用を差し引いた後に残る事業活動からの収益や利得。
「利益」の語源・由来は?
利(もうけ・利得・有益なこと)と益(ます・もうかる・恵み)を組み合わせた漢語。古くは仏教的な「恵み」を意味したが、近代では経済的な純収益・収得を指す語として定着した。
「利益」は何の訳語?
「利益」はprofit(英語)の訳語として、明治期に用いられた。
「利益」の原語・英語は?
「利益」の原語は profit(英語)。英語から意味翻訳して作られた日本語。