損失
要点
- 「損失」はloss(英語)の訳語。
- 語源・由来: 損(そこなう・減らす・損害を与える)と失(うしなう・なくなる・失う)を組み合わせた漢語。「物を損なって失うこと」という字義で、経済活動における純損害・損害額を表す。
- 翻訳時期: 明治期。
- 翻訳者: 未登録。
- 分野: 経済。
意味
The fact of no longer having something; something lost.
所有していたものや期待していたものを失うこと、またはその額。
The company suffered heavy losses in the recession.
その会社は不況で大きな損失を被った。
A person or thing that is badly missed when lost.
失われたときに大きく惜しまれる人・物。
His death was a great loss to the scientific community.
彼の死は科学界にとって大きな損失だった。
由来・語源
「損失」の語源・由来
損(そこなう・減らす・損害を与える)と失(うしなう・なくなる・失う)を組み合わせた漢語。「物を損なって失うこと」という字義で、経済活動における純損害・損害額を表す。
説明
lossの訳語として明治期に経済用語として定着した。英語lossは古英語los(滅亡・破滅)に由来し、商業的な損害を指すようになった。近代経済学の移入とともに利益(profit)の対概念として「損失」が会計・経営の専門用語として整備された。「損失」自体は古来日本語に存在したが、複式簿記や企業会計制度の導入を経て、収益に対する費用超過分(純損失)を表す財務用語として定義が明確化された。
初出情報
出典
- 『英和対訳袖珍辞典』1862年刊行。幕末期の代表的英和辞典。多くの訳語の初期記録を収める
よくある質問
「損失」とは?
所有していたものや期待していたものを失うこと、またはその額。
「損失」の語源・由来は?
損(そこなう・減らす・損害を与える)と失(うしなう・なくなる・失う)を組み合わせた漢語。「物を損なって失うこと」という字義で、経済活動における純損害・損害額を表す。
「損失」は何の訳語?
「損失」はloss(英語)の訳語として、明治期に用いられた。
「損失」の原語・英語は?
「損失」の原語は loss(英語)。英語から意味翻訳して作られた日本語。