輸入
要点
- 「輸入」はimport(英語)の訳語。
- 語源・由来: 輸(おくる・はこぶ・搬送する)と入(いれる・中に入る・国内へ)を組み合わせた漢語。「外から運び入れること」という字義で、外国の財・商品を国内に搬入・購入することを表す。
- 翻訳時期: 幕末・明治期。
- 翻訳者: 未登録。
- 分野: 経済。
意味
Goods and services brought into a country from abroad.
外国で生産した財・サービスを自国に買い入れること。
Japan imports large quantities of oil from the Middle East.
日本は中東から大量の石油を輸入している。
The introduction of an idea or custom from another country.
外国から思想・慣習などを取り入れること。
Baseball was an import from the United States.
野球はアメリカからの輸入(文化移入)だった。
由来・語源
「輸入」の語源・由来
輸(おくる・はこぶ・搬送する)と入(いれる・中に入る・国内へ)を組み合わせた漢語。「外から運び入れること」という字義で、外国の財・商品を国内に搬入・購入することを表す。
説明
importの訳語として幕末から明治期に定着した。英語importはラテン語importare(中へ運び込む)に由来する。輸出(export)と対をなす貿易用語で、外国の財を国内に購入・移入する行為を指す。明治初期の日本では西洋の機械・繊維製品などの輸入が急増し、貿易赤字解消と国産品振興が政策課題となった。輸出振興・輸入代替を柱とする殖産興業政策の文脈で「輸入」は経済・行政の基本用語として定着した。
初出情報
出典
- 『英和対訳袖珍辞典』1862年刊行。幕末期の代表的英和辞典。多くの訳語の初期記録を収める
よくある質問
「輸入」とは?
外国で生産した財・サービスを自国に買い入れること。
「輸入」の語源・由来は?
輸(おくる・はこぶ・搬送する)と入(いれる・中に入る・国内へ)を組み合わせた漢語。「外から運び入れること」という字義で、外国の財・商品を国内に搬入・購入することを表す。
「輸入」は何の訳語?
「輸入」はimport(英語)の訳語として、幕末・明治期に用いられた。
「輸入」の原語・英語は?
「輸入」の原語は import(英語)。英語から意味翻訳して作られた日本語。