化学
要点
- 「化学」はchemistry(英語)の訳語。
- 語源・由来: 化(かわる・変化する・変容する)と学(まなぶ・学問)を組み合わせた漢語。「物質の変化を研究する学問」という字義で、物質の組成・性質・変化を科学的に扱う学問を表す。
- 翻訳時期: 幕末・明治期(1861年頃)。
- 翻訳者: 未登録。
- 分野: 科学。
意味
The science of the composition, structure, properties, and reactions of substances.
物質の組成・構造・性質・変化・反応を研究する自然科学の一分野。
Chemistry explains why iron rusts in the presence of water.
化学は鉄が水の存在下でなぜ錆びるかを説明する。
A natural affinity or attraction between people.
人と人の間の自然な親和性・引力。(比喩的用法)
There was an instant chemistry between the two actors.
二人の俳優の間には即座に化学反応(chemistry)があった。
由来・語源
「化学」の語源・由来
化(かわる・変化する・変容する)と学(まなぶ・学問)を組み合わせた漢語。「物質の変化を研究する学問」という字義で、物質の組成・性質・変化を科学的に扱う学問を表す。
説明
chemistryの訳語として文久元年(1861年)に川本幸民が翻訳書を「化学新書」と題したことが「化学」の語の初出とされる。それ以前は宇田川榕菴がオランダ語chemieを音訳した「舎密(セイミ)」が使われていた。「化学」という語は同時期の中国の「六合叢談」などで既に用いられており、川本はこれに倣った。明治5年(1872年)の学制公布で「化学」に統一され、物質の変化・組成を扱う学問名として標準化した。
初出情報
よくある質問
「化学」とは?
物質の組成・構造・性質・変化・反応を研究する自然科学の一分野。
「化学」の語源・由来は?
化(かわる・変化する・変容する)と学(まなぶ・学問)を組み合わせた漢語。「物質の変化を研究する学問」という字義で、物質の組成・性質・変化を科学的に扱う学問を表す。
「化学」は何の訳語?
「化学」はchemistry(英語)の訳語として、幕末・明治期(1861年頃)に用いられた。
「化学」の原語・英語は?
「化学」の原語は chemistry(英語)。英語から意味翻訳して作られた日本語。