珈琲
koffie / coffee
要点
- 「珈琲」はkoffie / coffee(オランダ語・英語)の訳語。
- 語源・由来: 語源はオランダ語 koffie、さらに遡ればアラビア語 qahwa に由来する。「珈」「琲」は音を写しつつ、玉飾りのような漢字を選んで異国風の飲料を雅に表した当て字とみられる。
- 翻訳時期: 江戸後期。
- 翻訳者: 宇田川榕菴。
- 分野: 文化。
意味
Coffee, a beverage made from roasted coffee beans.
焙煎したコーヒー豆から抽出する芳香性の飲料。
He drinks coffee every morning.
彼は毎朝珈琲を飲む。
由来・語源
「珈琲」の語源・由来
語源はオランダ語 koffie、さらに遡ればアラビア語 qahwa に由来する。「珈」「琲」は音を写しつつ、玉飾りのような漢字を選んで異国風の飲料を雅に表した当て字とみられる。
説明
江戸後期にオランダ語 koffie を受けて広まった飲料名で、現在一般的な漢字表記「珈琲」は宇田川榕菴が最初に考案したとされる。化学・植物学だけでなく舶来文化への関心を持っていた榕菴は、コーヒーについての小論も残しており、音写にとどまらない美的な当て字を与えた。明治期には可否・加非などの表記と競合しつつ、やがて「珈琲」が文学的・商業的表記として定着した。
初出情報
時期江戸後期
初出資料長崎見聞録・外国資料
補足koffie(蘭語)の音写として江戸後期の長崎で「珈琲」が用いられ、明治期に広く普及
出典
- 『長崎見聞録・外国資料』江戸後期の長崎における外国語表記。koffieの音写として「珈琲」が用いられた初期資料
よくある質問
「珈琲」とは?
焙煎したコーヒー豆から抽出する芳香性の飲料。
「珈琲」の語源・由来は?
語源はオランダ語 koffie、さらに遡ればアラビア語 qahwa に由来する。「珈」「琲」は音を写しつつ、玉飾りのような漢字を選んで異国風の飲料を雅に表した当て字とみられる。
「珈琲」は何の訳語?
「珈琲」はkoffie / coffee(オランダ語・英語)の訳語として、江戸後期に用いられた。
「珈琲」の原語・英語は?
「珈琲」の原語は koffie / coffee(オランダ語・英語)。オランダ語・英語から意味翻訳して作られた日本語。