平等
要点
- 「平等」はequality(英語)の訳語。
- 語源・由来: 平(たいら・ひとしい・差がない)と等(ひとしい・同じ程度)を組み合わせた漢語・仏教語。「すべてが同等であること」という字義を持ち、仏教では衆生の平等を、近代では人権・地位の均等を意味する。
- 翻訳時期: 明治期。
- 翻訳者: 中江兆民。
- 分野: 政治。
意味
The state of being equal, especially in status, rights, and opportunities.
地位・権利・機会などにおいて差別なく同等であること。
Equality before the law is a cornerstone of democracy.
法の下の平等は民主主義の基盤である。
Equal treatment; fairness in distribution.
公平な取り扱い・分配における公正さ。
Equality of opportunity should be guaranteed for all.
機会の平等はすべての人に保障されるべきである。
由来・語源
「平等」の語源・由来
平(たいら・ひとしい・差がない)と等(ひとしい・同じ程度)を組み合わせた漢語・仏教語。「すべてが同等であること」という字義を持ち、仏教では衆生の平等を、近代では人権・地位の均等を意味する。
説明
equalityの訳語として明治期に定着した。仏教語の「平等」(すべての衆生が等しく仏性を持つという概念)が西洋の近代的平等概念の訳語に転用された。中江兆民がルソーの社会契約論を翻訳する際に「自由平等」の語を用い、自由民権運動の高まりとともに「法の下の平等」「人権の平等」を意味する政治概念として広まった。
初出情報
出典
- 中江兆民 『民約訳解』1882年(明治15年)刊行。ルソー『社会契約論』の翻訳。自由民権運動の思想的支柱
よくある質問
「平等」とは?
地位・権利・機会などにおいて差別なく同等であること。
「平等」の語源・由来は?
平(たいら・ひとしい・差がない)と等(ひとしい・同じ程度)を組み合わせた漢語・仏教語。「すべてが同等であること」という字義を持ち、仏教では衆生の平等を、近代では人権・地位の均等を意味する。
「平等」は何の訳語?
「平等」はequality(英語)の訳語として、明治期に用いられた。
「平等」の原語・英語は?
「平等」の原語は equality(英語)。英語から意味翻訳して作られた日本語。