独立
要点
- 「独立」はindependence(英語)の訳語。
- 語源・由来: 独(ひとり・単独で・他に頼らず)と立(たつ・自らの力で立つ)を組み合わせた漢語。「他に頼らず自らの力で立つこと」という字義で、政治的独立と個人の自律の双方を表す。
- 翻訳時期: 明治初期(1872年頃)。
- 翻訳者: 福沢諭吉。
- 分野: 政治。
意味
The state of being free from control, dependence, or domination by others.
他者の支配・従属・干渉から自由であり、自律・自立した状態。
India gained independence from Britain in 1947.
インドは1947年にイギリスから独立した。
Self-sufficiency; the ability to live or act without relying on others.
自己充足・自力本願。他者に頼らず自力で立つこと。
Financial independence gives you freedom to make choices.
経済的独立は選択の自由をもたらす。
由来・語源
「独立」の語源・由来
独(ひとり・単独で・他に頼らず)と立(たつ・自らの力で立つ)を組み合わせた漢語。「他に頼らず自らの力で立つこと」という字義で、政治的独立と個人の自律の双方を表す。
説明
independenceの訳語として福沢諭吉が積極的に用いた。福沢は『学問のすゝめ』(1872年)で「一身の独立」「一国の独立」を説き、個人の精神的自立こそが国家独立の基盤であると主張した。「独立自尊」の理念を掲げ、他者・権力に頼らず自らの力で立つことを近代市民の徳として広めた。英語independenceのラテン語源は「依存しないこと(in-dependere)」であり、この概念が「独立」という語に重ね合わされた。
初出情報
出典
- 福沢諭吉 『学問のすゝめ』福沢諭吉の用例確認資料
よくある質問
「独立」とは?
他者の支配・従属・干渉から自由であり、自律・自立した状態。
「独立」の語源・由来は?
独(ひとり・単独で・他に頼らず)と立(たつ・自らの力で立つ)を組み合わせた漢語。「他に頼らず自らの力で立つこと」という字義で、政治的独立と個人の自律の双方を表す。
「独立」は何の訳語?
「独立」はindependence(英語)の訳語として、明治初期(1872年頃)に用いられた。
「独立」の原語・英語は?
「独立」の原語は independence(英語)。英語から意味翻訳して作られた日本語。